1949-04-21 第5回国会 参議院 商工委員会 第11号
本日は電力擴充計画及び電氣料金について調査を進めたいと思います。今年の冬は近年稀な暖冬で、降雨量も相當あつて、電力不足については少れられたような感じがいたすのでありますが、貿易振興が本格最に動き出したときに、電力の点で行き詰ることはないかどうか、又九原則の実施によつて、経営面がどうなつておるか等の調査を進めたいと思います。
本日は電力擴充計画及び電氣料金について調査を進めたいと思います。今年の冬は近年稀な暖冬で、降雨量も相當あつて、電力不足については少れられたような感じがいたすのでありますが、貿易振興が本格最に動き出したときに、電力の点で行き詰ることはないかどうか、又九原則の実施によつて、経営面がどうなつておるか等の調査を進めたいと思います。
昭和二十四年四月二十一日(木曜日) 午後二時四十三分開会 ————————————— 本日の会議に付した事件 ○電力擴充計画及び電氣料金問題に関 する件 —————————————
加藤隆太郎君 夏堀源三郎君 根本龍太郎君 水田三喜男君 石野 久男君 上林與市郎君 境 一雄君 成瀬喜五郎君 栗田 英男君 川越 博君 内藤 友明君 岡部 得三君 委員外の出席者 專門調査員 大石 主計君 ————————————— 七月五日 電氣事業の再編成に關する件 電力擴充
お手許に御參考に差上げましたのは「電力擴充ヲ基調トスル日本再建計畫」、それから電力危機突破緊急對策實施についての申出れ、それから「水力開發候補地點」等の資料を差上げてあります。 皆さん御承知のように、敗戰の結果日本は一切の勢力範圍を失いまして、又同時に舊來の植民地全部を放棄いたしました。
「電力擴充を基調とする日本再建計畫、」これは復興會議の技術案でございます。「水力開發候補地點、」これは只今の附録でございます。それから「電力危機突破緊急對策實施についての申入れ」、これは當面の對策についての復興會議の專門委員會案でございます。この三つを皆樣に差上げております。
これを要するに電力擴充の緊急對策といたしましては、特に渇水期におけるところの火力というものを今日の場合考えなければなりませんが、それには特に商品位石炭を確保するということをわれわれは常に考えていかなければならないのではないかと存じます。